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悪性腫瘍や良性腫瘍…「腫瘍」って、一体何なの?

      2015/11/05

大腸内視鏡検査などを行うと、「腫瘍」を切除し、病理検査に回されたりしますね。その結果、「良かったですね、良性(腫瘍)でしたよ」などと言われたりします。

一口に、「腫瘍」と言っても、果たして何なのか、癌とどう違うのか、といったことを疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

医学書院 医学大辞典によると、腫瘍とは、「身体を構成する細胞(体細胞)が、何らかの原因で自律的に不可逆性に増殖する性質を獲得し、体内で増殖を続け、宿主を傷害する病態」とされています。

難しい定義ですが、要は「本来は、細胞の生まれ変わりのサイクルで、生まれては死んで均衡がとれている組織の中で、細胞が増え続けてしまう状態」ということですね。

なぜ、そんなことが起こるのかと言うと、細胞のもつ癌遺伝子の活性化や、癌抑制遺伝子の欠落によるものと考えられています。遺伝子は様々な理由で日々、傷つけられていますが、修復が行われています。その修復が間に合わなかった場合、腫瘍化することがあるわけですね。

では、良性/悪性はどう判断されているかというと、発育速度、周囲組織の破壊、転移の有無など、宿主に与える傷害の強さにより、分けられています。具体的には、良性腫瘍の場合、発育はゆっくりで、他に転移したりはしません。一方、悪性腫瘍の場合、他の組織へばら撒かれたり、その周囲の組織を破壊したりするため、「癌」として治療されるわけですね。

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