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大分県佐伯市で問題となった「六曜」問題-六曜を公共のカレンダーに書いてはダメな理由

   

大分県佐伯市が、合併後の市制10周年を記念して作製した冊子「佐伯市10年ダイアリー」に、「六曜」が記載されていたことから、「科学的根拠に基づかない迷信や因習で、偏見や差別など人権問題につながる恐れがある」などと批判され、一時は回収される騒ぎとなりました。

ですが、市長判断で「おわび文を添えての配布」が決定したとされ、六曜を記載したままで配布されることとなりました。

この「六曜」って、一体何なんでしょうか。
「大安」「仏滅」などが書かれており、結婚式の日取りや、葬式の日(友引ですと、友が冥土に引き寄せられる、とのことで、葬式を避ける)を決めるときに気にしたりするくらいでしょうか。ご高齢の方ですと、病院で入院してた際に、「退院日は、仏滅を避けたい」などとおっしゃる方もいます。

あまり、日常的に気にしたりしませんが、この「六曜」がどのようなものか、今回、調べてみました。

中国が発祥のもので、いつの時代に生まれたか、誰が開発したものなのかも分からないとのこと。一説には、三国志で有名な諸葛亮が発明して、六曜を用いて戦略を立てていた、なんてことも言われているそうです。

「六曜」とは、1) 先勝 2) 友引 3) 先負 4) 仏滅 5) 大安 6) 赤口の6種の曜がある、暦注(暦に記載される日時・方位などの吉凶、運勢など)だそうです。1)→2)→…6)と進み、再び1) に戻ります。

ただ、旧暦の毎月1日の六曜は、
1月・7月→先勝
2月・8月→友引
3月・9月→先負
4月・10月→仏滅
5月・11月→大安
6月・12月→赤口
と固定されています。

それぞれに意味があり、
先勝:先んずれば即ち勝つ
友引:凶事に友を引く
先負:先んずれば即ち負ける
仏滅:仏も滅するような大凶日
大安:大いに安し
赤口:陰陽道の赤舌日(不吉とされる日)

ということのようです。
公共機関が作成するカレンダーなどでは、やはり「根拠がない」「混乱を招く」「迷信を信じることは、差別的行為につながる」などの理由で、書かないことが多いそうです。実際、2005年に、大津市役所作成の職員手帳に六曜が書かれており、部落解放同盟の抗議で回収する騒ぎが起きています。

個人的には、「情報は多い方が良い」と思ったりもしますが、気になる人もいるんでしょうね。

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