日々は疑問に満ちている

ITやスマホ、お金・節約にまつわる疑問を解決していくサイトです。

プレシジョン・メディシン(精密医療)とは/SCRUM-Japanについて[NHKスペシャル]

   

2016年11月20日放送のNHKの番組『NHKスペシャル“がん治療革命”が始まった~プレシジョン・メディシンの衝撃』が放送される予定です。

「プレシジョン・メディシン(precision medicine)」とは、直訳すれば「精密医療」となります。「プレシジョン・メディシン」とは、今まで平均的な患者さん向けにデザインされていた治療を、遺伝子や環境、ライフスタイルなどにあわせ、個人の違いを考慮して予防・治療を行う医療のことです。以前では「テーラーメイド医療」などと言われていた概念に近いと思います。

2015年、オバマ大統領が一般教書演説の中で「プレシジョン・メディシン・イニシアティブ(Precision Medicine Initiative)」という言葉を用いていることでも話題となりました。

日本国内では、2013年に「SCRUM-Japan」というプロジェクトが稼働しています。これは、希少肺癌の遺伝子スクリーニングネットワーク「LC-SCRUM-Japan」と、14年に開始した大腸癌の遺伝子スクリーニングネットワーク「GI-SCREEN」が統合してもので、日本初の産学連携全国がんゲノムスクリーニングと言われています。

参加施設は以下に掲載されています。
LC-SCRUM-Japan 参加施設(肺癌)
GI-SCREEN-Japan 参加施設(大腸癌)

こうした施設では、がんの遺伝子に応じて適切な治療薬を選択する、ということが行われているそうです。

番組内では、「悪性黒色腫(メラノーマ)に使用する抗癌剤を、大腸癌に使用している」とのことで、抗PD-1抗体であるニボルマブ(商品名 オプジーボ)などの免疫チェックポイント阻害剤などを使用している症例が紹介されるのではないでしょうか。

「絨毯爆撃的に正常細胞も含めてがん細胞を殺す化学療法」から「がん細胞のみに狙いを定めたピンポイント型の化学療法・免疫療法」への転換が徐々に行われています。どちらが体にとってやさしいものなのか、と考えれば、後者に決まっていますよね。

できれば、どの施設でもこのような患者さんにとって優しい治療が受けられることが望まれますね。

 - バラエティ番組