日々は疑問に満ちている

ITやスマホ、お金・節約にまつわる疑問を解決していくサイトです。

天然痘ウイルスにアメリカの少女が感染?実は「サル痘ウイルス」だったと判明[奇跡体験!アンビリーバボー]

   

2016年11月27日に、関西テレビでは『奇跡体験!アンビリーバボー』の「実録!恐怖!!人類滅亡の危機!!悪魔のウイルス感染」の回が放送されるそうです。

天然痘ウイルスの恐怖

2003年、アメリカ・ウィスコンシン州で、3歳の少女 シャイアンに発熱と発疹が全身にみられるようになりました。受診し、彼女は「猩紅(しょうこう)熱」と診断されました。ですが、治療を開始しても改善がみられなかったそうです。

さらに詳しい検査を実施したところ、既に地球上から根絶されたはずの「天然痘ウイルス」が発見され、大きな衝撃を与えました。

20世紀だけで、5億人もの死者を出したと言われる天然痘ウイルスということもあり、人々に恐怖を抱かせました。

ウイルスの正体

シャイアンだけでなく、看護師にも同じ症状が現れ、隔離病棟へ移動しました。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が調査に乗り出しました。一方、インディアナ州でも別の少女がシャイアンと同様の症状が現れていたそうです。

そこから全米で19人ほどの感染者が発生しました。ですが、いつ、どこで感染したのか分からず、バイオテロの可能性も含め、調査が行われました。

シャイアンは次第に衰弱していき、検査することもままなりませんでした。結果、シャイアンの母・タミーが、病室で防護服を脱ぎ、シャイアンに自ら接触しました。それは、「シャイアンの代わりに、私が感染して代わりに検査を受ける」と言い出したのでした。

母親にも同様の症状が現れ、タミーの体内から発見されたのは、「天然痘ウイルス」ではなく、「サル痘ウイルス」であると判明しました。

サル痘ウイルスとは

サル痘ウイルスは、1970年にコンゴ民主共和国で発見されました。熱帯雨林において、ネズミやサルなどの間で感染しているそうです。

接触感染で、ヒトからヒトへの感染もすると言われており、発熱や発疹など、やはり天然痘のような症状を示すのが特徴的です。ですが、死亡率は10%程度であり、天然痘に比べて高くはありません。

ウィルスの形状も、天然痘ウイルスとよく似ており、今回の騒動のように、間違えられてしまったようです。

アフリカで発生し、感染が確認されているサル痘ウイルスが、なぜアメリカの少女に感染したのか…CDCは調査を開始しました。

感染源「プレーリードッグ」の特定

CDCの疾病捜査官たちは、シャイアンの自宅で調査を開始しました。そこで彼らは、シャイアンがプレーリードックを飼っていたことに着目しました。そのプレーリードッグは、既に死亡して庭に埋められていました。

プレーリードックの死骸から、サル痘ウイルスが発見されました。さらに、他の患者たちも、1ヶ月以内にプレーリードックとの接触が確認されていたそうです。

ですが、プレーリードックは北米の草原地帯のみに生息しており、なぜそんな動物にアフリカの動物が感染するウイルスが感染したのでしょうか?

サル痘ウイルスはどこから?

シャイアンは、発症する1週間前にペット販売イベントで、プレーリードックを購入してもらっていました。

他の感染者も、そのようなイベントでプレーリードックを購入していました。そして、そのプレーリードッグを卸していたのは、全て同じペット業者であると判明します。
 
卸業者には、多種多様な動物がおり、その中にサル痘ウイルスに感染していた「アフリカオニネズミ」を発見しました。ガーナから輸入されたその動物から、プレーリードッグへとサル痘ウイルスが感染したのでした。

シャイアンは、どうなったのかというと…サル痘ウイルスに感染・発症しましたが、無事に病に打ち勝ち、番組スタッフの前に元気に登場しました。

 - 奇跡体験!アンビリバボー