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「危険な不整脈である心房細動のリスクを下げる」意外な食べ物とは?

   

心房細動とは

心房細動とは、心臓の心房が細かく動く不整脈のことです。心臓では、規則正しく脈打つため、電気刺激が伝わっていますが、そこで上手くその刺激が伝わらず、心房が不規則に動き、「心房が震えているように」なるのが心房細動のことです。

この心房細動、ストレスや喫煙、過労、睡眠不足などが原因で発症するといわれています。この病気があると、「動悸(胸がどきどきする)」「胸の痛み、不快感」といった症状が現れます。

さらに、心房細動によって心臓の「血液を全身へ送り出す」という機能が低下することによって、心不全となることがあります。結果、胸に水が溜まったり、息切れがする、体がむくむといった症状が現れることがあります。

また、心臓の中に血液が滞留することによって、血の塊である血栓ができやすくなることも知られています。この血栓が心臓の外に飛び、脳梗塞などを引き起こすこともあります。

心房細動を起こしにくくする食べ物とは

心房細動を起こしにくくするためにはどうしたらいいのか、という研究が行われています。意外にも、「脂質の少ない魚」を摂ると良いとの結果が出たそうです。

スウェーデンで行われた研究で、心疾患を起こしていない45~83歳の成人男女7万2,984人を対象にしており、長鎖オメガ3多価不飽和脂肪酸(いわゆるオメガ3脂肪酸)の摂取量と心房細動発症率との関連を調べたそうです。

オメガ3脂肪酸は、ドコサヘキサエン酸 (DHA)、エイコサペンタエン酸 (EPA)、α-リノレン酸 (ALA)などの代表的なものがあり、いわゆる「体に良い脂」として知られていますね。

このオメガ3脂肪酸を多く含むような、脂肪の多い魚(ニシン、サバ、サケなど)vs脂肪の少ない魚(タラ、シロイトダラ、白身魚のフライなど)を比較したところ、実は「週3回以上、脂肪の少ない魚」を摂取している人は、そうでない人と比べ、心房細動の発症リスクが21%低下したそうです(Fish, long-chain omega-3 polyunsaturated fatty acid intake and incidence of atrial fibrillation: A pooled analysis of two prospective studies.)。

いかにも健康に良さそうな、オメガ3脂肪酸を多く含む魚よりも、実は脂肪の少ない魚も心房細動を抑制するために効果があるのではないか、という研究結果になったそうです。意外ですね。

鍋には、タラを入れましょう

今回の研究では、タラなどが代表的な「脂肪の少ない魚」として挙げられていましたね。タラと言えば、鍋物に入っていることも多いですね。

寄せ鍋が美味しい時期ですので、もし魚介類が苦手でなければ、タラなどを入れていただければ、美味しい上に心房細動ができますね。

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